エーゲ海紀行 5 (アテネ・アクロポリスの丘 etc)

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(写真は リカヴィドスの丘から見たアクロポリスの丘です)
クルーズ最終日は、朝7時頃にアテネのピレウス港に戻り、市内観光に行きました。 
先ず、アクロポリスの丘に向かいました。 麓には野外劇場跡があり、夏の間はオペラやコンサートが行われるそうです。そこから、大理石の道や階段を登って 頂上にあるパルテノン神殿へ。 この大理石が、つるつる滑るので運動靴を履いているのに転んでいる人をよく見かけました。
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パルテノン神殿は、紀元前432年に15年の歳月をかけて完成した、アテネの守護神アテナを祭った神殿で 古代ギリシャを代表する建築です。 この神殿は、遠くから見ると直線と平面の組み合わせで作られているように見えますが、実際にはゆるやかな曲線と曲面で作られているのだそうです。 当時は、金と象牙で作られた11メートルのアテナ像が祀られていたそうです。

46本のドーリア式の列柱は、垂直に立てられた直線的柱のように見えますが、柱の中間にはふくらみがあり、上部は細くなっています。しかも、柱は、垂直に立っているのではなく、少し内側に傾いています。柱と柱の間の間隔も同じではないし、角の柱は他の柱より太くされています。これらは見た目の美しさだけで取り入れられたのではなく、建築力学と実用性(雨水対策)も考慮されているというのですから素晴らしいですね。
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北側には、エレクテイオン神殿があり、柱として屋根を支えている6体のコレー(乙女)像の美しさが目を引きました。
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次に国立考古学博物館に行きました。 パルテノン神殿の彫刻は、ほとんど大英博物館に運び去られてしましましたが(今も返還運動を行っているそうです) ギリシャ各地で出土した美しい彫刻が時代順に展示してあります。
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このブロンズ像は躍動感に溢れ、今にも走り出しそうです。 ここの中庭にはオリーブの木が植えられ、洒落たカフェになっているので 歩き疲れた体をゆっくり休める事ができました。

個人の邸宅を改装したべナーキ博物館は、近代ギリシャの歩みが展示品と共に分かるようになっていて、面白かったです。1832年に独立するまで約300年間はトルコ(オスマン帝国)に占領されたいたこと、独立後 ドイツと北欧から国王が送り込まれたこと、現在の共和制になったのは1974年など、いろいろ勉強になりました。 
最後のギリシャ国王は現在名前を変えてロンドン在住とのことです。ヨーロッパの王室は、いろいろなところで繋がっているのですね。
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by halfmoon81 | 2007-10-08 09:13 | 旅行(Europe)